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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

カボチャの和風ポタージュ

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、カボチャのポタージュのご紹介です。

 ポタージュの味付けには、粉末のコンソメや、和風だしなどを使うこともありますが、今回は「卵豆腐」で調味します。

 カボチャはそのままペースト状にすると、べたつく性質がありますが、水分と混ぜることにより、滑らかなとろみとなります。また、その際に、油脂の含まれるものと一緒にミキサーにかけることで、さらに滑らかさが増します。

 ミキサーにかける順番もポイントの一つです。カボチャと生クリームを最初にミキサーにかけ、そのあとで卵豆腐、牛乳と加えていくことで、より滑らかに仕上がります。滑らかにするための順番は、はじめに具材+油脂、次に水分などその他のもの、という順番です。この方法は、ペースト食作りの基本ともなりますので、覚えておくと便利です。

 ほんのり甘いカボチャと和風味の組み合わせ。ぜひお試しください。

[作り方]

(1) カボチャは、種とワタ、皮を取り除き、ラップに包んで電子レンジ(500W)で2分程度温め、竹串がすっと通るまで軟らかくする。

(2) カボチャと生クリームをミキサーにかけ、滑らかになったら、卵豆腐とたれ、牛乳を加えてさらにミキサーにかける。滑らかになったらできあがり。器に盛り、ブロッコリーを飾る。温めても、冷やしてもおいしく召し上がれます。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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