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松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

鶏ささみの絹卵クリーム

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 小学校栄養士の松丸奨です。今日は、ささみをおいしくいただく簡単アレンジレシピ「鶏ささみの絹卵クリーム」のご紹介です。

 食欲のない時に食べやすいやさしい味わいで、食卓に一皿増やしたいときにおすすめの料理です。シンプルな見た目に、際立つ緑色。ホウレンソウの甘味が、“絹卵クリーム”をよりおいしくさせます。

 ホウレンソウは緑黄色野菜の中でも栄養価の高い野菜です。鉄分が多く含まれ、貧血の予防に効果があります。ビタミン、ミネラル、葉酸なども含まれており、血液の健康管理に役立ちます。ゆでたてのホウレンソウの甘さは格別です。私もついつい、ゆでたてをつまみ食いしています。とくに茎の部分は甘くておいしいので、よく洗ってからゆでて、食べてみましょう。私は我慢できずに食卓に並ぶ前に全て食べてしまうことがよくあります。

 このレシピにトリュフオイルをかけてもおいしいです。サラダ油をオリーブ油にしても良いですし、粉チーズも合います。ラー油をかけてもよいですね。このままでも十分おいしいですが、お好みアレンジもできますよ。高たんぱく低脂肪な鶏ささみ肉に、豆腐、卵、ホウレンソウが入った健康レシピです。大満足の一品をオシャレにおいしくいただきましょう。

[作り方]

(1) 鍋に水と酒を入れて、沸騰させ、鶏ささみ肉を入れる。弱火にして10分煮て、まな板にあげ、斜めにカットする。ホウレンソウを下ゆでしておく。

(2) 絹豆腐をまな板の上におき、包丁でペーストになるようにたたく。豆腐ペーストと牛乳、サラダ油を鍋に入れ、中火で加熱する。

(3) (2)が沸騰してぐつぐつしてきたら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を流し入れる。よくかき混ぜて、黄色のペーストになるようにする。食塩で味をつけて、鶏ささみ肉、ホウレンソウと一緒にお皿に盛り付けて完成。

 (レシピ作成 栄養士 松丸奨)

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matsumaru-susumu_prof

松丸奨(まつまる すすむ)

 管理栄養士 栄養教諭 フードコーディネーター

 1983年千葉県生まれ。専門学校卒業後、栄養士として千葉県内の市立病院に勤務。2009年より小学校で勤務。給食の献立作成や調理指導、食育の授業などを行っている。2013年には、実際に提供されている給食のおいしさなどを競う「全国学校給食甲子園」(第8回・応募総数2266校)で優勝。ドラマでの給食の監修・調理指導など担当。テレビなどのメディア出演も多数。塩分が控えめで、だしや味付け、彩りにこだわったレシピ作りに励んでいる。著書に、「日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100」(光文社)「ママと子の「ごはんの悩み」がなくなる本」(サンマーク出版)「日本一の給食レシピ 子どもがすくすく育つ」(講談社)

Instagram:https://www.instagram.com/matsumaru.susumu/
ブログ:小学校栄養士 松丸 奨のブログ

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