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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

ふんわりとろとろ炒り卵

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 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今週も重曹を使ったレシピのご紹介ですが、今回の材料は「卵」です。

  () り卵は加熱しすぎると硬くなったり、もそもそと、食感が悪くなることがあります。しっとり仕上げるためにはマヨネーズやバターなどの油脂を加えたり、牛乳やだし汁などの水分を加える方法などがあります。今回はいつもの炒り卵の材料に「重曹」をひとつまみ加えて、さめてもふんわりの炒り卵を作ってみたいと思います。

 ふんわり膨らんだカルメ焼きをご存じでしょうか。カルメ焼きを膨らませるためには重曹が欠かせません。重曹の正体は「重炭酸ナトリウム」であり、この物質は加熱により、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素を発生させ、膨らませる効果があります。さらに、そこに卵白のような「酸性」の物質を加えることで気泡の発生が促進され、また、重曹独特の苦さも和らぎます。

 この特徴を生かしたものが、今回の炒り卵のレシピになります。

 入れ過ぎると苦みが出ることがあるため、注意しましょう。

[作り方]

(1) ボウルに卵を割り、白身と黄身を切るように混ぜ合わせる。(A)の調味料をよく混ぜる。

(2) フライパンに油を熱し、一度、 () れ布巾の上で粗熱をとる。(1)の卵液を流し入れ、弱火にかけ、へらで大きくかき混ぜながら火を通す。

(3) 半熟状になったら火を止めて、器に盛りつける。

 ※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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