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無人車いす、別の階へ利用者お迎えも…実証実験

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 空港やショッピングセンター内で、足の不自由な人がスマートフォンで呼ぶと、無人の車いすが迎えに来てくれる――。そんな未来が近いうちに実現するかもしれない。

 ベンチャー企業の「 WHILLウィル 」(横浜市)と三菱電機などは、東京都内で電動車いすの自動運転システムの実証実験を始めた。事前に学習した施設内の地図情報と照合しながら、車いすは自動で利用者を迎えに行き、利用後は待機場所に戻る。無人のまま、エレベーターで異なる階に移動することもできる。

 利用者は乗車中、手元のコントローラーで車いすの動きを簡単に操作できる。左右のひじ掛けの先端には、歩行者や壁など周囲の情報を認識するセンサーが搭載され、接触する危険を検知すると自動で停止する。施設運営者にとっては車いすを押したり回収したりする人手が不要になる。

 今回の車いすは先月、米国で開かれた世界最大級の家電見本市「CES」のアクセシビリティー部門で最優秀賞を受賞した。英国やオランダの空港などと導入に向けた協議を進めているという。2020年までの実用化を目指す。ウィルCTO(最高技術責任者)の福岡宗明さんは「誰もが使いたいと思う乗り物にしたい」と話している。

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