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手足のしびれ(4)早期治療 神経の傷み抑制

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手足のしびれ(4)早期治療 神経の傷み抑制

ゴム製の器具を使ってトレーニングする石塚さん。「普通の生活ができるようになっても、欠かさず続けています」

 最初はよくある腰痛だと考え、整形外科で痛み止めを処方してもらった。ところが2、3日すると、自力で立ち上がれない状態に。

 「ギラン・バレー症候群の疑いがあります」

 千葉市の石塚たか子さん(69)は2015年8月、紹介された総合病院の神経内科で、聞いたこともない病名を告げられた。

 手全体がしびれ、指も力が入らない。足はきついブーツを履かされたようにしびれる。激しい症状は、この病気のせいだった。

 体を異物から守る免疫機能が異常を来し、自身の神経を攻撃する。風邪など何らかの感染が引き金で発症するが、根本的な治療法はなく、免疫グロブリンの点滴や 血漿けっしょう 交換療法という主に2種類の治療で症状を抑えるのが一般的だ。

 ただ、医師は新たな選択肢も示した。「千葉大学病院で行われている新しい薬の治験(臨床試験)を受けることもできます」

 すでに別の病気で使われている「エクリズマブ」という薬で、この病気の治療ができないか試験中だという。神経への攻撃を抑える効果が期待されている。

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