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手足のしびれ(3)ようやく診断 免疫の病

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手足のしびれ(3)ようやく診断 免疫の病

免疫グロブリンの点滴を受ける阿部さん。しびれ以上に困っていた震えも、いまはかなり治まっている

 トントントン。何げなく指先でテーブルをたたいたとき、ピリピリッと刺激が走った。

 「ストレスのせいかな」

 札幌市の阿部文恵さん(58)が最初にしびれを感じたのは2001年春先のこと。数か月後には、腕を上げるとビリビリ電気が走るように感じ始めた。

 ただ、症状があるのは多くても週2、3回。3年ほどたってから脳神経外科を受診し、レントゲンやMRI(磁気共鳴画像)を撮ったが、異常は見つからなかった。医師には「気のせい」と言われた。

 「深刻には捉えていませんでした」

 そのうち、足の裏に何かが貼りついたような違和感があり、ぶつけても痛みが伝わりにくくなった。疲れているのに夜中に目覚め、尿意があるのにおしっこが出ない。手足のしびれも続いていた。

 神経難病を取り上げた新聞の特集記事を見て札幌医科大学病院を受診し、診断がついた。慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)。「聞いたこともない病気だったけど、診断がついてよかった」。最初のしびれから7年がたっていた。

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