文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

医療大全

医療大全

手足のしびれ(2)糖尿病で神経傷つく

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック
手足のしびれ(2)糖尿病で神経傷つく

「しびれはあるけど不平ばかり言っても仕方ないからね」。笑顔で語る須川さん(画像を一部修整しています)

 初めは両足の小指側がチクチクしびれた。しばらくすると、両足首より下の足全体がビリビリするほど広がった。糖尿病からくる神経症状という。

 札幌市の須川栄子さん(74)は、目の前が真っ暗になった。「糖尿病まで発症するなんて」。1999年春、それまで悩まされてきた難病にやっと診断がついてまもなくのこと。ステロイド(副腎皮質ホルモン)治療の影響だった。

 ことの発端は、免疫の異常で全身に様々な症状を引き起こす難病「サルコイドーシス」にかかったことだ。

 前年の夏、地面に引き込まれるようなだるさが続き、しばらくして目の前にゴミのようなものがちらつき始めた。秋になって眼科を受診すると、内科に行くよう勧められた。

 年の瀬の忙しさに追われて受診できずにいると、その「ゴミ」は増え、壁を見ると黒い粉をまき散らしたようになった。「まるでゴミの中に埋もれているみたい」。年が明けると、あばら骨を締め付けるような痛みも加わった。

 近くの内科から紹介されて札幌医科大学病院を訪れ、サルコイドーシスの診断がついた。「目が見えなくなるかと思って怖くてね。早く薬ちょうだいって先生をせかしていました」。すぐに始めたステロイドの飲み薬で、症状は落ちついてきた。

この記事は有料会員対象です。

記事の全部をご覧いただくには、読売IDを取得の上、ヨミドクターの有料(プラス)登録が必要です。有料登録をしていただくことで、この記事のほかヨミドクター全ての有料コンテンツをご利用いただけます。

有料登録は月額200円(税抜き)です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

医療大全の一覧を見る

最新記事