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手足のしびれ(1)抗がん剤副作用で発症

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手足のしびれ(1)抗がん剤副作用で発症

「この絵に元気づけられたんです」。孫からもらった絵を見てほほ笑む春日井さん

 「しびれがこんなにつらいものとは――」。千葉市の春日井早苗さん(63)は昨年、体験したことのない感覚に襲われた。それは、乳がんの治療を始めたころ。抗がん剤の副作用だった。

 手足のピリピリ感は、次第に痛みに変わった。包丁やペンは持てない。畳を歩いていても、まるで剣山の上のよう。動くこともままならず、家事はほとんどできなくなった。

 「正座したときのジンジンした感じとは全然違う。日常生活ができなくなるしびれがあるなんて」

 乳がんが判明したのは2017年11月。検診をきちんと受けていたのに、胸の腫れに気付いて検査を受けたときには、すでに進行していた。千葉大学病院の乳腺外科で「薬で小さくしないと手術できない」と言われ、12月下旬に抗がん剤を始めた。しびれを感じたのは2回目の点滴を終えた18年1~2月頃からだ。

 抗がん剤で神経が傷つき、脳に感覚を伝える働きに異常が起きると、しびれの症状が出ることは聞いていた。最初は少し気になる程度だったが、3週間に1回の点滴を重ねるたびにひどくなった。吐き気や体のだるさ、抜け毛など、他の副作用にも悩まされた。

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