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医療相談室

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腰椎骨折 気をつけることは

 背中が痛むので整形外科を受診したところ、腰椎(背骨の腰部分)を圧迫骨折していることがわかりました。安静にした後、患部を温めるリハビリに通っています。効果や気をつけることを教えてください。(65歳女性)

バランス鍛え次の骨折防ぐ

宗円聡 近畿大学医学部奈良病院整形外科・リウマチ科教授(奈良県生駒市)

 背骨の圧迫骨折の治療は、まひ(下肢のしびれや力が入りにくい感じなど)がなければ、まずは保存療法をします。基本は、安静と痛みをコントロールすること。無理せずできるだけ安静にします。コルセットやギプスなどで、患部を固定することもあります。

 痛みに対しては、薬を飲んだり、リハビリをしたりします。リハビリでは電気治療器で微弱な電気を流して痛みを和らげたり、ホットパックで患部を温めて血行を良くしたり、場合によっては、冷やしたりもします。痛みの種類によってリハビリ方法が決まります。質問者は現在の治療を続けた方がいいでしょう。

 保存療法で痛みが軽くなってきたら、筋力強化や転倒予防のために、バランス感覚を鍛えるリハビリに移行します。いったん背骨を骨折すると、骨のもろさが出やすい足の付け根、腕の付け根、手首なども骨折しやすい状態になります。

 背骨以外の骨折は、いずれも転倒時の衝撃によるものがほとんどです。予防には、片脚立ちやスクワットなどが一般的です。医師や理学療法士の指導を受けて取り組みましょう。

 骨折の背景には骨粗しょう症が疑われますので、その治療も必要かもしれません。骨量と筋力を増やしながらバランス能力を鍛え、次の骨折を防ぐことが大切です。

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