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医療・健康・介護のコラム

[女優 東ちづるさん](上)私も母もアダルトチルドレン…親子でカウンセリング受け、自分の人生を取り戻した  

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東ちづる

 大阪での会社員生活から芸能界入りし、かつて「お嫁さんにしたい女優ナンバーワン」と言われた東ちづるさん。多忙な仕事の傍ら、26年前から様々なボランティア活動に取り組んでいます。エネルギッシュな活動を支える日ごろの健康管理や、以前は悩んでいた母親との関係、自らがプロデューサーとして制作したLGBT(性的少数者)映画の話などを聞きました。(聞き手・藤田勝、撮影・中山博敬)

デビュー前、スキーのインストラクター目指して膝酷使

――いつも元気はつらつとしていますが、大きな病気やけがの経験はありませんか。

 虫垂炎は経験しましたが、大きな病気はありません。十数年前、マウンテンバイクで右足首を骨折したことがあります。ボルトを入れて、1年後にそれを抜く手術を受けましたが、この時、右膝の内視鏡手術も受けました。芸能界に入る前の20代のころ、スキーやウィンドサーフィンのインストラクターを目指していて、膝を酷使して悪くしていたので、それも治療してもらったんです。

――体を動かすのが好き?

 ゲーム性があるスポーツを楽しむのが好きですね。

――出身地の因島でも遊び回っていた?

 海で泳いだり、里山を登ったり、セミやカブトムシを捕まえたり。女だからとか性別に関係なく、遊んでいました。ままごと遊びや人形遊びとかは、全然、興味がなかったです。幼いときは、よく父が一緒に遊んでくれて、泳ぎや逆上がりを教えてくれました。

――今も運動習慣はありますか。

 ストイックではありませんが、ジムには通っています。例えば、朝起きてスムージーを飲んで、ジムに行って、体を温めながら動かすマグマピラティスで汗ダラダラになってお風呂へ。帰ってきてご飯を作り、時間があればゴルフ。同世代の女性と比べると、元気な方かな。

――睡眠は十分とれていますか。

 心配ごとがあって、「眠れないな」ということはあります。ただ、誰だって、そういう日もありますよね。でも、夫は何があっても、すごく寝付きがいいのでうらやましいです。体質でしょうか。夫も悩みが何もないわけではないですが。

「お酒は強いです」 若い頃は「二日酔い」の意味すら分からず

――食生活は? 

 栄養のバランスや量、糖質など、できる範囲で無理なく気をつけています。お酒は強いですね。それは体質ですから。若い頃は、「二日酔い」という言葉の意味さえ分からなかったくらいです。でも、最近になって、アルコールによるダメージというものを感じるようになりました。毎日飲むことはなく、翌日仕事がある時は控えたりしています。

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