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「取り締まり難しいから」車内喫煙に罰則、見送り…受動喫煙防止条例案

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「取り締まり難しいから」車内喫煙に罰則、見送り…受動喫煙防止条例案

 兵庫県は26日、受動喫煙防止条例の改正骨子案を発表した。20歳未満の人や妊婦について、保護者らによる飲食店の喫煙スペースへの同伴禁止や、自家用車内など私的空間での全面禁煙を盛り込む一方、有識者委員会が提言していた罰則規定は見送っており、規制内容は大幅に後退した。県は来年1月16日まで意見を公募し、2月議会に提案する。

 骨子案では、20歳未満の人や妊婦がいる場合、飲食店などの喫煙スペースに同伴することや、自宅やホテルの客室、自家用車内で喫煙することを禁じるが、「実際に取り締まるのは難しい」などの理由で罰則は付けなかった。一方で、公園や大学などの敷地内でたばこを吸ったり、飲食店などの経営者が喫煙スペースに20歳未満の人や妊婦が入るのを容認したりした場合に、罰則を設ける方針。罰則内容については今後検討する。

 井戸敏三知事はこの日の定例記者会見で、「受動喫煙にさらされる弱い人たちを守る委員会の提言の趣旨には沿っている」と説明。

 県の骨子案について、有識者委員会の藤原久義委員長(兵庫県立尼崎総合医療センター名誉院長)は、「20歳未満と妊婦の受動喫煙の防止を義務化することは意義があるが、罰則については再検討してほしい」と話している。

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