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街で障害のある人と出会ったら~共生社会のマナー

医療・健康・介護のコラム

誰にも使いやすい多目的トイレ ただし、そこしか使えない人への配慮が必要です

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「オールジェンダー」と表示する施設も

 介助者が必要な肢体不自由者などにとっては、介助者と一緒に入れる広さや簡易ベッドが必要となることもありますし、乳幼児連れの人にとっては、おむつの交換台やベビーチェアがあると助かります。

 近年ではトランスジェンダーの人がストレスなくトイレを使用できるよう、多目的トイレに「オールジェンダー」と表示してある企業や施設も出てきています。ただ一方で、かえって周囲から注目されてしまうという難点もあります。

多目的トイレのマナーとは

 誰にも使いやすいよう設置されている多目的トイレ。しかし、車いす使用者や介助が必要な人のように、多目的トイレしか利用できない人たちがいます。こうした「他に選択肢がない人」がいることを理解し、一般のトイレで用を足すことができる人は、できるだけそちらを使用してほしいと思います。

 また、使用した際に便座をあげたり、ベッドを使用したりした人は、元の位置に戻しましょう。腕をあげることが難しい人は、便座を下げることも大変です。ベッドが倒れていて、車いす使用者が入れないこともあります。

 時々、足踏み式のゴミ箱が設置されていることがあります。しかし、車いす使用者にとって、この方式は利用しづらいのです。設置する側にも、こまやかな配慮が求められます。

本来必要としている人のために

 多目的トイレが一般的になり、利用する人が増えるにつれ、待つ時間も長くなっています。国土交通省の調査では、多目的トイレを必要としている人の約9割が、待った経験があるとしています。

 他のトイレも使える人には、「本来必要としている人のために空けておく」という配慮をしていただきたいと思います。そして、使用した際は、次に使用する人が困らないよう、気配りができると良いですね!(冨樫正義 サービス介助士インストラクター)

 このコラムではサービス介助士の学びから高齢な方や障害のある方のお手伝い方法をお伝えする他、認知症や災害時のお手伝い方法など、これからの生活で身につけていただきたいことをご紹介していきます。

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街で障害のある人と出会ったら~共生社会のマナー

冨樫 正義(とがし・まさよし)

冨樫 正義(とがし・まさよし)
 1973年、埼玉県生まれ。桜美林大学大学院卒(老年学研究科修士号)。東洋大学国際観光学部非常勤講師。法律事務所、不動産関係会社、人事コンサルタント、専門学校講師を経て、現在、サービス介助士、防災介助士、認知症介助士などを認定・運営する団体「公益財団法人日本ケアフィット共育機構」(0120‐0610‐64)のインストラクターとして、年間50社以上の企業対象研修を担当するほか、企業のバリアフリー・ユニバーサルデザインのコンサルティングも行う。

平野 恵(ひらの・めぐみ)

平野 恵(ひらの・めぐみ)
 視覚障害と軽度の移動機能障害がある。2歳から4歳まで盲学校幼稚部、その後、小学校から高校まで養護学校(現在の特別支援学校)に通い、高校まで車いすを使用して生活をしていたが、大学入学後の訓練を経て、現在では白杖のみで歩行している。日本ケアフィット共育機構事務局に勤務。サービス介助士アドバイザー。

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テーラン

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多目的トイレの要素分解と未来の為の再定義

寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受

仰られることはまさしく正論ですが、言い換えれば、通常のトイレの数が足りていないことが問題の根源の一つだと思います。 特にLCCにより観光客が増え...

仰られることはまさしく正論ですが、言い換えれば、通常のトイレの数が足りていないことが問題の根源の一つだと思います。
特にLCCにより観光客が増えたことで、都心部の電車もトイレも明らかに混雑しています。
ホテルも数年前に比べて高騰してしまい、学術集会の時の宿の確保も自腹の人間にとってはしんどい場合があります。
ということは、本来的には通常のインフラの拡張でもって、障害者用のインフラもまとめて拡張する方がコスト効率が良いのではないかと思います。

デザインが均一である方が良いのかどうかはわかりませんが、もしも、ある程度発言権のある人が均一のものを大量生産するように声を出せば実行に移せますし、一方で、画一的なデザインや色調が問題であるならば、セミカスタムにするだけでも、製造速度向上やコスト削減は望めます。

どの程度の障害や個性を許容するか?
まさしくトイレのデザインは社会のデザインと相似関係にあると思います。
障害者のトイレだけ見ていると、障害者の敵対要素としての一般人になると思いますが、一歩引いて「高コストの自由なトイレ」の発想で見ると違う見え方になりますし、その製造工程や使用法を考えれば、より良い運用も見えてくるのではないかと思います。

これはトイレに限りませんし、日本の観光産業の拡張を目指すうえで大事になってくるのではないかと思います。
もちろん、医療通訳だけでなく、外国人向けの医療制度や人材を整備すれば、他国に対する差別化になりますし、トイレやその他の衛生環境も医療とセットで「生活インフラ」と捉えれば、まだまだ改善の可能性があります。
外国人というのは「日本語や和式トイレに不慣れな障害者」なわけですから、彼らのトイレの動線が整備できれば、絶対に洋式トイレである多目的トイレに影響はあると思います。
観光客や観光産業従事者を増やしたい地方都市にとっても大事だと思います。

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