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かみ合わせを治す(1)食事進み 声や表情も変化

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かみ合わせを治す(1)食事進み 声や表情も変化

歯のかみ合わせのチェックを受ける飯野さん(右)と佐々木さん(佐賀県唐津市で)

 「早く食べりいよ」

 佐賀県唐津市の高校2年、飯野 円香まどか さん(17)は、食べるのが遅く、母の由美子さん(50)によくせかされた。肉は何度かんでも口の中に残ったまま。友達同士で食事に行けば、食べ終わらない自分を横目に、みんながスマートフォンをいじり出す。

 中学時代、担任教諭にも同じ指摘を受けたが、マイペースな性格のためと思われた。「(食べるのが)間に合わんけんが、減らして」。学校に持っていく2段重ねの弁当箱は、母に頼んで1段にしてもらった。

 しゃべると声がモゴモゴとこもってしまうのも、悩みの種だった。「はっ?」と聞き返されるのは日常茶飯事。「きっと滑舌が悪いんだ」。少しでも良くしようと、舌を回すなどしてみたが、効果はなかった。

 中学1年の頃から、口が開けにくくなった。頑張って開けると、顎がミシミシ鳴った。「ボギッ」。あまりに大きな音で友達に驚かれることもあった。口を開けると痛みが走る。朝起きても眠くてだるい。最近は首がこわばり、頬がパンパンに張って重かった。

 そんな時、虫歯治療で通っていた市内のハシムラ歯科医院で、歯のかみ合わせ治療を行う歯科医の佐々木茂さん(68)と巡り合った。

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