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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

しっとり高野豆腐のみぞれ煮

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しっとり高野豆腐のみぞれ煮

 こんにちは。在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 七草も過ぎ、お正月気分もそろそろ薄れる頃ですが、お正月用に購入した材料は使い切ることができたでしょうか。今回は、煮物などに使用することの多い「高野豆腐」を使った食べやすいレシピのご紹介です。

 高野豆腐は、食感がぱさぱさしており、口の中でまとまりにくい食材です。ぱさつきを抑えるよう、たっぷりのだし汁で煮てもよいのですが、高野豆腐に含まれた水分がのみ込みにくさにつながる場合もあります。高野豆腐は油で揚げることにより、ぱさぱさした食感がなくなり食べやすくなります。あんかけを絡めることで、さらにのみ込みやすさが増します。

 長期保存できる高野豆腐は、栄養成分でも高齢の方の強い味方です。戻した高野豆腐100g(乾燥状態で16g、戻し率6倍)と、木綿豆腐、絹ごし豆腐それぞれ100gのエネルギーとたんぱく質を比べてみても、高野豆腐が上回っています。

 今回は、冬が旬のダイコンと高齢の方でも食べやすい、ナメタケを使った和風のあんにしましたが、コンソメ味や中華味、野菜やカニカマのあんかけなどもおすすめです。

 多く作りすぎてしまった、高野豆腐の煮物の余りを使用しても、おいしくできます。その時は、煮汁の味付けを控えめにしましょう。

[作り方]

(1) 高野豆腐は水でしっかり戻して、食べやすい大きさに切り、軽く水気を絞って片栗粉を薄くまぶす。

(2) 170度程度に熱した油で2分くらい揚げる。

(3) ダイコンはすりおろす。

(4) 鍋に(A)の材料を入れて中火にかける。煮立ったらダイコンおろしを汁ごと加えて、再度煮立ったら(2)の高野豆腐を入れる。中火~弱火にし、上下を返しながら2~3分煮絡める。

(5) 器に盛り、ナメタケと青ノリをかける。

※かむ力、のみ込む力には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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