田代由紀子のアスリートレシピ
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カボチャプリン
今週は1年で一番日の短い日、冬至がやってきます。冬至にゆず湯につかり、「ん」のつくものを食べると、「運」が呼び込める、風邪をひかないといわれてきました。特に南京(カボチャの別名)は「冬至かぼちゃ」ということばがあるほど日本各地で食べる風習があります。緑黄色野菜の少ない冬にカロテンやビタミンが多く含まれるカボチャを食べて、風邪を予防しようとした先人の知恵だと言えます。
カボチャに含まれるカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは、粘膜や皮膚の抵抗力を高める働きが期待できるため、風邪予防に効果があると言われることが理由です。また、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれる栄養価の高い野菜です。
煮物や天ぷら、スープなどで食べることの多いカボチャですが、今回は食事以外でも栄養が取れるよう、プリンにしました。おうちに常備している材料で手軽にできるレシピなのでぜひ、お試しください。
[作り方]
(1) カボチャを耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジにかける。
(2) (1)をフォークなどでつぶす。
(3) ボウルに卵、砂糖を入れてすり混ぜ、牛乳を加えてよく混ぜる。
(4)
(3)を
(5) (4)をココットに移し、お湯を張った鍋に並べ強火で2分、中火にして10分ほど蒸す。
(6) 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして、メープルシロップ(またはハチミツ)とシナモンをふりかける。
(レシピ作成 アスリートフードマイスター 田代由紀子)
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