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パーキンソン病と歩む(3)睡眠障害を受け止める

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パーキンソン病と歩む(3)睡眠障害を受け止める

指先のリハビリなどを兼ねて、手品教室で練習に励む松井さん

 午前3時。東京都文京区の松井理恵さん(67)はベッドを出て、リビングルームの机に向かう。パソコンを開き、日中に見たことや思ったことを詩やエッセーにまとめる。

 パーキンソン病を発症してから、夜中に何度か目を覚ましてしまい、熟睡できない。こうした生活をもう何年も続けている。

 「なぜ眠れないのか」と悩んだこともあったが、今は現実を受け止めて、「誰にも邪魔をされない私だけの静かな時間」と考えている。

 松井さんは1996年夏、右脚のすねの辺りがピクピクと震えるようになり、翌年、パーキンソン病と診断された。当時、母親も同じ病を発症していた。

 美しかった母親は無表情になり、歩くこともできなくなった。「自分もそうなってしまうのか」。つらい気持ちを吐き捨てようと、思いをエッセーや詩の形で書き始めた。

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