文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

ニュース・解説

中国で「ゲノム編集ベビー」誕生か…「規範に違反」大学声明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 【上海=吉永亜希子】AP通信は26日、中国南部広東省深センにある南方科技大学の 賀建奎フォージエンクイ 博士らが、遺伝子を効率良く改変できる「ゲノム編集」技術を受精卵に使い、双子の女児を誕生させたと報じた。事実であれば、ゲノム編集した受精卵を使って赤ちゃんが生まれたのは初めてとなるが、専門家からは倫理、技術の両面で問題が指摘されている。

 

科学者122人「反対」

 

 AP通信によると、賀氏らは、体外受精で作った受精卵を使って、エイズウイルス(HIV)に感染しにくくなるよう遺伝子をゲノム編集で改変したと主張している。実験には7組の夫婦が参加し、うち1組から今月、双子の女児が誕生したという。夫はいずれもHIVに感染していた。

 賀氏らは、論文も含めて詳しいデータは公開していない。一方、中国版ツイッター・ 微博ウェイボー で26日、科学者122人が、厳格な倫理や安全性の審査を経ていない人体のゲノム編集の試みに断固として反対すると表明した。同大学も、今回の実験は規範に違反しており、大学への報告もなかったとする声明を発表した。調査委員会を設置し、事実関係を調査するという。

 

この記事は有料会員対象です。

記事の全部をご覧いただくには、読売IDを取得の上、ヨミドクターの有料(プラス)登録が必要です。有料登録をしていただくことで、この記事のほかヨミドクター全ての有料コンテンツをご利用いただけます。

有料登録は月額200円(税抜き)です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事