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「加算」時間内なのになぜ「時間外対応」

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医療機関の体制に応じた点数

「加算」時間内なのになぜ「時間外対応」

 保険診療の医療費の明細書には「○○加算」というのがよく出てきます。再診料などにプラスされるものですが、名前だけでは何に対する加算かよく分からないものが少なくありません。

 代表的な加算にはどんなものがあるのか。高血圧の治療で月1回、院内処方の診療所に通院している患者の領収証を例にみてみましょう。「点数」欄の1点は10円で、窓口負担はその1~3割です。

  外来管理加算

 診療所や200床未満の病院の再診で、特に処置やリハビリなどはせず、問診や療養指導などを中心とした診察を行った場合に上乗せされます。診療所でも病院でも点数は同じです。

  時間外対応加算

 通常の診療時間に受診したのに、なぜ「時間外」の料金がかかるのか。

 この加算は、診療所が時間外の問い合わせにも対応できる体制をとっていることに対するものです。体制の充実度で5点、3点、1点の3段階あります。実際に時間外に受診した場合には別に、「時間外加算」や「深夜加算」などが上乗せされます。

  明細書発行体制等加算

 医療費の詳しい内容がわかる明細書を無料で患者に交付していることを評価した加算です。診療所に限ります。

  特定疾患処方管理加算

 「医学管理」の項目の特定疾患療養管理料についてまず説明しましょう。高血圧や糖尿病、がんなどで、かかりつけ医が計画的な療養管理を行った場合の料金です。診療所(225点)、100床未満の病院(147点)、200床未満の病院(87点)で、月2回までかかります。

 「投薬料」の項目の特定疾患処方管理加算は、対象となる特定の病気(高血圧など)の薬を処方した場合などに処方料に上乗せされます。1回18点で月2回までか、薬を28日分以上まとめて処方した場合は66点です。

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