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コラム

[女優 小沢真珠さん](下)悪者が面白い! 香港映画出演で見つけた女優の新境地

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あらゆる野菜を使った離乳食 反動で?娘たちは肉好き

悪者が面白い! 香港映画出演で見つけた女優の新境地

――お子さんはどのように育ってほしいですか。

 女の子2人ですが、男の子みたいに電車とか恐竜が好き。性格もサバサバしています。おしゃべりも大好きです。まだ小さいので何になってほしいというのはなく、たくさんご飯を食べられたねとか、体操をすごく楽しめたよとか、元気でタフであってくれればうれしいです。お勉強ができるよりも、生き抜く力があればいいなと思います。

――子どもたちにも料理は好評ですか。

 離乳食は私ががんばり過ぎて、子どもたちが疲れてしまったみたいです。あらゆる野菜を使って、子どもたちもよく食べてくれたんですが、その反動なのか、3歳ぐらいになったら野菜をいやがるので、このごろはハンバーグ、空揚げ、トンカツのローテーションです。とにかく肉が大好きで、1回の食事に鶏肉、牛肉、豚肉が並ぶこともあります。

歯科医の夫は帰宅が遅く、子育て要員には…

――ご主人も手料理を「おいしい」と?

 はい(笑)。子どもたちの夕食は午後6時か7時ごろ、夫は歯科医院長で、平日は帰宅が夜10時ごろ。大人向けには子どもと別の料理を作るので、みんなが家にいる日曜日は1日4回も食事を作っています。独身時代はカレーを5時間煮込むような趣味的なこともやっていましたが、今はそんな時間はないので、余った野菜も有効活用して、品数が多い食事を短時間で作るように心がけています。出来合いのものを子どもに食べさせるのは抵抗があるので、必ず自分で作ります。キッチンが自分の部屋みたいですね。

――ご主人は子育て、家事に積極的ですか。

 帰宅も遅いので、子育てについて夫は頭数に入れていません(笑)。家事もすべて私がやります。それでも、子どもと遊んでくれたり、お風呂に入れたりしてくれるので、それだけでもかなり助かります。 

香港映画をきっかけに自分の殻破る

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――当分、子育てに追われますが、やりたいことはありますか。

 山ほどありますが、一番やりたいのは中国語。きっかけはドラマ「 牡丹(ぼたん)薔薇(ばら) 」の少し前に出演した香港映画です。海外は、演技がオーバーだったり、すごくふざけた表現をしたりするので、楽しい現場でした。それまで、なかなか振り切った演技ができず、悩んでいたのですが、「こんな表現をしていいんだ」とワクワクする気持ちになり、殻を破るきっかけになりました。それが「牡丹と薔薇」にもつながったと思います。

 「悪者が面白い」という感覚も、その現場で知りました。それが女優としての自分の方向性、悪い役を面白くやってみたいなという発想につながっています。

子育てで生まれるエネルギーを仕事にも

――また海外の映画に出たい?

 いつか海外の映画に出て中国語のセリフを話せたらいいなと、独身時代に語学教室に通って中国語検定3級はとりました。勉強もかねて、ネットで中国の映画もよく見ていました。ディーン・フジオカさんのことも、日本でブレイクする何年も前から知っていたんですよ。日本人なのに、中国語をペラペラ話せて中国人の役までできるなんてすごいなと、ひそかにリスペクトしていたんです。このごろは中国語の勉強をしてないので、出演するとなったら一からやり直しですね。

――来年はどんな年にしたいですか。

 子育てで生まれるポジティブなエネルギーを、仕事にも生かしていきたいです。体力や役の幅など、今の自分にできるものを演じる中で、新しい自分の表現を発見できたらいいなと思っています。

おざわ・まじゅ
 1977年生まれ。東京都出身。高校時代にスカウトされ、すぐにドラマの主役デビュー。2004年に大ヒットしたフジテレビ系ドラマ「牡丹と薔薇」での迫力あるいじめ役で注目され、実力派女優に。悪女役には定評がある。歯科医師と結婚し、4歳と2歳の娘の子育て中。

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