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医療相談室

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健診で「ブルガダ心電図」

 36歳の夫が健康診断の心電図検査の結果、要精密検査になりました。「ブルガダ心電図」なのだそうです。7月には、夜中に突然倒れたことがありました。これは心臓発作でしょうか。どんな治療が必要か教えてください。(34歳女性)

心室細動リスクの診察を

野田崇 国立循環器病研究センター病院不整脈科医長(大阪府吹田市)

 ブルガダ症候群は、不整脈の一種で、心臓がけいれんする「心室細動」を起こす病気です。

 30~40歳代で指摘されることが多く、その大半が男性です。就寝中などに突然亡くなる「ぽっくり病」の原因の一つと考えられています。

 治療としては、植え込み型除細動器の使用を考えます。万一、心室細動が起こった場合に自動的に体内から電気ショックを行い、命にかかわる不整脈を停止させる装置です。胸に植え込みます。

 ブルガダ心電図とは、この病気で見られる特徴的な心電図のことです。

 しかし、ブルガダ心電図が見つかったからといって、必ずしも危険な状態とは限りません。

 これまでに不整脈に伴う失神や心肺停止を起こしたことのある人は、心室細動の再発率が高いことがわかっていますが、起こしたことがなければ、心室細動のリスクはそれほど高くありません。

 ブルガダ症候群では夜間や食後に心室細動が起こりやすくなります。このため、相談者の夫が該当する可能性は完全には否定できません。ただ、失神の原因には多くのことが考えられます。7月の失神とこの病気との関連を含めて、まず循環器内科などで詳しく調べてもらうことをお勧めします。

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