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ノーベル賞金で研究支援…京大、「本庶さん基金」年内に設立

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ノーベル賞金で研究支援…京大、「本庶さん基金」年内に設立

本庶佑さん

 今年のノーベル生理学・医学賞を 本庶ほんじょたすく ・京都大特別教授(76)が来月受賞するのにあわせて、京大が年内にも、若手研究者の育成を支援する基金を設立することが、大学関係者への取材でわかった。基金の額は未定だが、同賞の賞金などを原資とし、寄付金も募る。本庶さんの名前を冠することも検討中という。

 関係者によると、基金は、目的を限定して使う「特定基金」という形で創設。京大には現在、2012年に同賞を受賞した山中伸弥教授らの研究に使う「iPS細胞研究基金」など44の特定基金があるが、多くは各研究所や施設がそれぞれ管理し、使途を決めている。

 今回の基金は本庶さんの意向を踏まえ、大学本部が直接管理し、学内で基礎研究に取り組む若手研究者を幅広く支援する方針。

 本庶さんは10月の受賞決定後、記者会見などで若手の基礎研究者を支援する基金が必要と発言。設立されれば、ノーベル賞の賞金約5700万円を寄付するほか、自身の研究成果から生まれたがん治療薬「オプジーボ」を販売する小野薬品工業(大阪市)にも協力を求めるとし、「数百億~1000億円規模になれば」と話していた。

 16年に同賞を受賞した大隅良典さんが栄誉教授を務める東京工業大も、受賞の翌年、学生や若手研究者を支援する基金を設置している。

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