文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

ニュース

ニュース・解説

生まれつき子宮がない女性への子宮移植…慶大チームが研究計画案を提出

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 先天的な病気などのために子宮がない女性が第三者から移植を受ける子宮移植について、国内初の臨床研究を目指す慶応大学のチームは7日、研究に対する見解を求める要望書と研究計画書案を日本産科婦人科学会と日本移植学会に提出した。両学会は今後、合同で協議し、子宮移植に関する指針作りに乗り出す。

 子宮移植は、子宮がなく妊娠・出産を希望する女性に第三者の子宮を移植し、事前に体外受精させた受精卵を戻し出産させる。海外で13人が誕生している。

 同チームの計画書によると、生まれつき子宮がない「ロキタンスキー症候群」の女性5人が対象で、子宮の提供者(ドナー)は親族とする。

 学会は、慶応大学を含めた大学や病院が内部の倫理委員会で子宮移植を審査する際の指針を示す。同チームの木須伊織・特任助教は「健康なドナーへの負担や免疫抑制剤の使用による母子へのリスクもある。学会の意見を聞き慎重に進めたい」と話している。

 同チームは今後、学内の倫理委員会にも計画書を提出する予定で、承認されれば臨床研究に着手する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

ニュースの一覧を見る

最新記事