医療ルネサンス
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医療ルネサンス
COPDとつきあう(5)IT活用 診察スムーズ
内科や小児科を掲げる東京都豊島区の土屋医院。慢性
「こんにちは! 診察前の問診をはじめます」
質問が映し出された画面を指でタッチしながら、小高さんは一つずつ答えていく。せきやたんの頻度、息苦しさ、睡眠の状況などを点数で評価する項目は全8問。すべてに答えても1分程度だ。
これは医療システム会社インテグリティ・ヘルスケア(東京都中央区)が開発した診療支援システム「
タブレットによる“問診”は「CAT」と呼ばれるCOPDの評価基準に基づいており、点数が高いほど状態が悪い。医師は、実際の診察で患者と話す前にCATの点数でおおよその状態を知ることができる。
土屋さんは「症状に応じた声かけができるようになり、診察がスムーズになった。短い時間でも密度の濃いやり取りができる」と手応えを感じている。
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