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睡眠中1歳児の呼吸点検、保育施設1割が「未実施」…重大事故未報告も

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 重大事故防止策として国が指針で定めている睡眠中の呼吸などの点検について、1歳児に実施していない保育施設が1割に上ることが、総務省行政評価局が全国の保育施設と自治体を抽出して行った調査で分かった。同省は近く、内閣府と厚生労働省に、保育事故対策の周知徹底や、保育施設を監査する際に適切な指導を行うことを自治体に要請するよう勧告する。

 調査は2017年4月~18年11月、抽出した44自治体、保育施設約150か所、厚労省などを対象に行った。

 その結果、1歳児の呼吸などの点検をしていない施設が約10%、0歳児に実施していない施設が5%程度あった。事故防止対策を取っていない施設に対し、自治体が監査時に必要な指摘や助言をしていない事例も見られた。内閣府などによると、保育施設の死亡事故は0~1歳児に集中し、場面別では睡眠中が最も多い。

 国は、死亡や意識不明、全治30日以上の重大事故が起きた場合、全ての保育施設に自治体を通して国への報告を義務付けている。しかし、今回の調査では、一部の自治体と保育施設で、国への報告が義務付けられている重大事故を報告していなかった。事故の状況を記録していない施設もあった。

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