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コラム

[女優 キムラ緑子さん](上)歌手にあこがれ「スター誕生!」に挑戦した過去も お金もなく、ただ好きなことをやってきた女優の道

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[女優 キムラ緑子さん](上)歌手にあこがれ「スター誕生!」に挑戦した過去も お金もなく、ただ好きなことをやってきた女優の道

 舞台や映画のほか、NHK連続テレビ小説など多くのテレビドラマにも出演し、活躍の場を広げている演技派女優のキムラ緑子さん。生まれ育った淡路島での子ども時代や、夫で劇作家のマキノノゾミさんとの暮らしぶりなどをうかがいました。(聞き手・藤田勝、撮影・小倉和徳)

放課後はずっと友達と一緒 何の遠慮もなく、ワーワー言えた貴重な時間

――淡路島ではどんな子ども時代でしたか。

 すごい田舎ですからね。自由に、自然とたわむれていました。海や山、学校の運動場。今と違って、子どもだけでいても心配するようなこともなかったですし。放課後はずっと友達と一緒にいて「何々ごっこ」とか、色紙で何か折ったり、物を交換したり、田んぼ道をずっと行けるところまで行ってみて、時には迷ったり。

 利害関係なしに、あれだけ何の遠慮もなく、ワーワー好きなこと言って人とつきあえるのって、あの時期だけだったんだなと思う。子ども時代って、とても重要ですね。どういう場を子どもに与えてあげるか、今のお母さん、お父さんは大変だろうなと思います。

――中学ではテニス部、高校では剣道部。運動は好きだった?

 体を動かすのは好きでしたね。昔はみんなそうですよね。スマホもテレビゲームもない時代ですから。それが今ではゲーム。もし私が今の時代に子どもだったら、つまらないなあと思う。スマホもゲームも、大人になればいくらでも遊べるのに。もし自分に子どもがいたら、やらせません(笑)。子ども時代の遊びの面白さを知っているので。

12月は「喜劇 有頂天団地」出演 舞台の娘を見て「親が有頂天かも」

――両親はキムラさんの将来、どう考えていたんでしょう。

 聞いたことがないので、わからないですが、裕福な家庭に嫁いで幸せな主婦になってくれればいいと思っていたんじゃないでしょうか。うちの親は、父は企業に勤めていて、母が、祖父母がやっていたお菓子屋を継ぎ、スーパーにして経営していたので、本当は私に店を継いでほしかったのかもしれません。親が思っていたようにはならず、芝居の道に進んでしまいましたが、今は喜んでくれています。

 12月からの舞台「喜劇 有頂天団地」も見に来てくれます。大きな劇場に娘が出るようになって、親がまさに有頂天かもしれません。

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