文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

あんしんQ

ニュース・解説

Q バイト先のルールが理不尽

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック
Q バイト先のルールが理不尽

A 違法かも 諦めず相談を

 「遅刻したら罰金」「残業代はなし」「売れ残りは買い取る」など、アルバイトやパートで働く人に不当なルールを押しつける職場が問題になっています。働く側も「正社員ではないし、仕方がないのかな」と諦めてしまいがちです。

 しかし、働く人を守ることを目的とする労働基準法などの法律は、正社員とアルバイトやパートの人を区別していません。アルバイトやパートであっても、雇う側が一方的なルールを作り、無理な働き方を強いることは許されません。

  ■労働条件の書類もらおう

 トラブルを防ぐため、厚生労働省は、バイトやパートで働き始める際には、必ず仕事の内容や勤務時間、休日などの労働条件を記した書類をもらうよう呼びかけています。こうした書類は本来、雇用主が渡さなければいけないことになっているのですが、口頭で済ませたり、「募集広告にある通りです」などと言うだけだったりする職場が多いためです。書類があれば、法律違反があった時に反論することが容易になります。

 働く側も、自分の権利を知っておくことが重要です。

 例えば、アルバイトやパートであっても、条件を満たせば有給休暇を取ることができます。

 「労働者災害補償保険(労災保険)」にも加入しています。仕事中にけがをしたり、職場に向かう途中で事故に遭ったりした時は、治療費の全額がこの保険から支払われ、費用を自己負担する必要はありません。治療で何日も仕事を休んだ時には、給料の補償を受けることもできます。

  ■「いきなりクビ」は不当

 さらに、いきなりクビにされて給料がもらえなくなることもありません。突然「明日から来なくていい」と言われた時は、一定の手当を受け取る権利があります。

 「おかしい」と感じたら、労働局や労働基準監督署に相談しましょう。学生なら、学校の事務局に事情を話せば詳しい職員が対応してくれます。厚労省や全国社会保険労務士会連合会は、知っておくべき知識やよくあるトラブル事例をまとめ、ホームページなどで紹介しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

あんしんQの一覧を見る

最新記事