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保険料を何年納めれば受給できる?

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10年以上納付が基本条件

保険料を何年納めれば受給できる?

 公的年金制度は、現役時代に保険料を納めてお年寄りを支え、自分の老後に、納めた保険料に応じた年金を受け取れる世代間の助け合いの仕組みです。20歳から60歳になるまでの40年間(480か月)は、すべての国民に国民年金に加入する義務があります。

 国民年金を受け取るには、最低10年間、保険料を納める必要があります。「受給資格期間」と呼び、これを満たさない限り、保険料を納めた期間があっても年金は受け取れません。受給資格期間は、保険料を納めた期間だけでなく、所得が少ないために納付を免除された期間も含まれます。

 会社員世帯の専業主婦や学生は、以前は国民年金に加入する義務がない時期がありました。この時期に保険料を納めていなくても、受給資格期間に算入できます。また、海外に住んでいて、国民年金に加入しなかった時期なども同様に算入できます。これらを「合算対象期間」と呼びます。

 受給資格期間は、昨年8月、それまでの25年間から10年間に短縮されました。25年を満たさず、年金を受け取れない「無年金者」の救済のためです。期間が10年に短縮されたことで、今年4月までに約52.8万人が、新たに年金を受給できるようになりました。

 ただ、納めた期間が短ければ受け取れる年金額は少なくなります。40年間欠かさずに保険料(2018年度は月1万6340円)を納めた人が受け取る年金は、月約6万5000円(18年度)です。しかし、納めた期間が10年だと、満額の4分の1の月約1万6000円になります。

 納められなかった保険料は、2年以内であれば、さかのぼって納付できます。60歳以降も、一定期間は「任意加入」ができるため、保険料を納めて年金額を増やしたり、受給資格期間に算入したりすることができます。年金事務所や自治体に相談してみましょう。

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