教えて!ヨミドック
医療・健康・介護のニュース・解説
暗がりの読書 視力落ちる?
目を近づけて近視進む
Q 暗がりで本を読むと目が悪くなると言われたけど、本当なの?
ヨミドック 本当です。漠然とは知られてきたことですが、根拠もあります。
Q どんな?
ヨ 暗いと、少ない光を取り入れるために黒目が大きくなり、ピントが合わせづらくなります。無理にピントを合わせようと目の筋肉が緊張して疲れやすくなり、しみるような痛みや乾きを招くこともあります。そのうえ、はっきりと物が見えにくくなるため、知らず知らず目を近づけて見るようになり、近視が進むのです。
Q よく寝転がりながら本を読むんだけど。
ヨ それは特に良くありません。寝そべって読むと、本との距離が右目と左目で変わってしまうことが多いと思います。すると、片方の目だけ近視が進んでしまう場合もあります。
Q どうすればいいの?
ヨ 目と本の適度な距離には個人差があります。リラックスして読書に集中できる間隔を保ちましょう。10分ぐらい読んだら、2~3メートル離れた場所を1~2秒見つめます。目の緊張がほぐれ、疲れが和らぐでしょう。疲れをとるには、40度ぐらいに温めたタオルを10分程度、目に当てると効果的です。
Q 部屋も明るくしないとね。
ヨ 手元を明るくする照明を使うのも良いでしょう。ただし、子どもは大人より光に敏感です。まぶしそうにしていたら、明るさを落としてあげましょう。
Q 明るければいいわけじゃないの?

ヨ 朝日を浴びることで目が覚めるように、夜に強い光を浴びると目がさえてしまいます。眠気をもたらすホルモンのバランスが乱れてしまうためです。寝付きが悪くなり、睡眠にも影響を及ぼします。
Q そうなんだ。
ヨ 照明は暖色系にしたり、間接照明にしたりすることをお勧めします。スマートフォンやタブレットで読書をする時には、目に負担をかけるブルーライトをカットする眼鏡やスマホのアプリを使いましょう。目をいたわりながら、読書の秋を楽しんでくださいね。
(原隆也/取材協力=梶田雅義・梶田眼科院長、平野敦之・ルネスクリニック院長)
ヨミドックは読売新聞の医療介護サイト「ヨミドクター」のお医者さんキャラです。
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