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コラム

[モデル・女優 嶋村かおりさん](下)乳がんで中断した不妊治療 でも、受精卵の「最後の1個」は今も凍結保存中

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昨年12月に2つの葬儀 父親失った喪失感大きく

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――なぜか、続いたのですね。

 その後、二人とも同じような経過をたどりました。次第に飲み込む力が衰えて食べられなくなり、高カロリー輸液の点滴を受けるようになりました。だんだん眠る時間が増えて、父が11月末、義母が12月半ばに亡くなりました。12月は葬儀が2回も続き、「どうしてこんなことになったんだろう」と夫と話していました。

 父が亡くなった後、3か月ぐらいは喪失感がひどかったです。父にかわいがられ、ファザコンでしたので、一番つらい出来事でした。ようやく今、少しずつ悲しみから遠ざかりつつあるところです。でも、私ぐらいの世代だと、「子どもが手を離れたと思ったら、すぐに親の介護」という人も多いと思います。もう、そういう世代になったんだなと改めて思いました。

食べられること、生きていることは当たり前じゃない 感謝忘れずに

――がん治療や親の介護など通して感じたことは?

 ふだん当たり前にできていることに、感謝しないといけないですね、父と義母が次第に弱っていく様子を見ていて、普通に口から食べられること、生きていることは当たり前じゃないんだなと感じました。人生の時間は限られているので、私もこれからの人生で何をやりたいのか、改めて考える時期だと思いました。

――大変なことが重なりましたが、気分転換はできていますか。

 よくジムに行って、体を動かしてストレスを発散しています。そうしないと煮詰まってしまうので。特に病院ばかり通っていた時期は、体のエネルギーを吸い取られるようでした。夫に教えてもらい、遅まきながら30代半ばから始めたゴルフも楽しみの一つです。

しまむら・かおり
 1971年生まれ。山口県出身。1988年にデビューし、300誌以上のグラビアに登場。写真集は23冊に及び、写真集の女王と呼ばれた。Vシネマ、映画などで女優としても活動。2004年6月に活動休止。2010年に結婚後は主婦の傍ら、モデルなどを務める。

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