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コラム

[モデル・女優 嶋村かおりさん](下)乳がんで中断した不妊治療 でも、受精卵の「最後の1個」は今も凍結保存中

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乳房再建で生活に支障なし 温泉にも行けます

[モデル・女優 嶋村かおりさん](下)乳がんで中断した不妊治療 でも、受精卵の「最後の1個」は今も凍結保存中

――乳房再建は満足いくものでしたか。

 全く元通りではないですが、きれいに再建してもらえました。温泉にも行けますし、生活に支障はありません。今では、こういう治療があることを多くの人に知ってほしいです。手術後は無治療で過ごせています。

――つい最近まで、乳がんのことをオープンにしていませんでしたね。

 以前の自分の仕事のことを考えると、「夢を壊しちゃいけない」という思いもありました。今年、テレビ番組で話してしまったのは、同じような病気の人たちのためにも、やはり自分みたいな立場の人間は積極的に発信した方がいいのかなと思うようになったからです。

――不妊治療はあきらめたのですか。

 乳がんの治療のために中止した後、再開していません。ただ、3年前に凍結保存した受精卵が1個だけ残っていて、それを廃棄するかどうか悩みました。結局、今年も保存期間を延長することにしました。年齢を考えると、もう時間はないですが、その卵をどうするか、もうしばらく夫婦で考えたいと思っています。

乳がん治療後、今度は父親と義母が相次いで入院

――自身の乳がん治療が一段落したと思ったら……。

 昨年は、精神的にきつかったです。5月に埼玉の父親が脳梗塞こうそくで倒れました。父は新しいものが好きで、その10日前、スマホを見るため、一緒に携帯電話ショップに行ったばかりでした。リハビリ専門病院に移ってから、一時は持ち直しそうだったのですが、9月27日に原因不明の消化管出血を起こして、急性期の病院に戻ってしまいました。その翌日の28日、今度は千葉にいる義母が心不全で入院したのです。それからは毎日のように、埼玉と千葉の病院に夫と通う日々が始まりました。

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