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コラム

[モデル・女優 嶋村かおりさん](上)不妊治療中にまさかの乳がん判明 全摘手術を勧められ…

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排卵誘発で体調悪化 追い打ちをかけるように乳がん判明

――不妊治療は大変でしたか?

 なかなか思うようにいかず、病院を3回も転院しました。妊活セミナーや漢方、 鍼灸(しんきゅう) にも行きました。44歳までに、人工授精は7回、(採取した卵子に精子1匹を直接注入する)顕微授精は6回受けましたが、期待と落胆の繰り返しでした。

 高齢なので、卵子がなかなか育ちませんでした。精神的につらかったうえ、、排卵誘発剤の影響でホルモンバランスが崩れて、体がだるくなることも多かったです。

――そんなつらい時期に乳がんが?

 不妊治療を始めてまもなく、甲状腺機能低下症と診断されました。甲状腺の機能が低いと妊娠しにくいので、その治療も受けていました。主治医に乳腺炎を疑われ、5年ぶりに乳がん検診を受けました。左胸の早期の乳がんがわかりました。がんは乳管内にとどまっていたのですが、石灰化が広がっていたため、がんをより確実に取り切るために全摘を勧められました。

命と胸の形なら命が大事 皮下乳腺全摘を決心

――全摘手術に迷いはなかったですか?

 もう若くはないし、命と胸の形だったらやっぱり命が大事。私が受けたのは皮下乳腺全摘術で、皮膚の部分は残して、乳房を同時再建する方法です。例えるなら、どら焼きのあんこの部分をインプラントに置き替えるようなイメージです。迷いもありましたが、夫が「ただの脂肪を取るだけだから」と軽い感じで言ってくれて、決心がつきました。

嶋村かおり

しまむら・かおり
 1971年生まれ。山口県出身。1988年にデビューし、300誌以上のグラビアに登場。写真集は23冊に及び、写真集の女王と呼ばれた。Vシネマ、映画などで女優としても活動。2004年6月に活動休止。2010年に結婚後は主婦の傍ら、モデルなどを務めることもある。

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