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肩こりのいま(5)筋膜に注射 痛みを軽減

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肩こりのいま(5)筋膜に注射 痛みを軽減

エコー画像を見ながら、鈴木さんに注射を打つ木村さん(前橋市で)

 「今回は、何かきっかけがありました?」

 「仕事だね。屋根をかける作業をやってね。右の方に痛みがきているな」

 痛みを専門的に治療する前橋市の木村ペインクリニック。市内で建築業を営む鈴木康弘さん(61)は9月26日昼、院長の木村裕明さんからの問いかけに、右肩と首の痛みを訴えた。

 背骨の骨折から体のバランスが悪くなり、10年以上前から肩こりや腰痛に悩まされている。仕事は一戸建てのリフォームが中心で、作業中に痛みが走ることもある。ひどくなると両手がしびれ、作業ができない。

 この日、鈴木さんに施されたのは「 Fasciaファシア リリース」と呼ばれる治療だ。木村さんは超音波診断装置(エコー)で体の内部を確認しながら、首筋や肩など計4か所に注射した。

 ファシアとは、筋肉を包み込む筋膜をはじめ、 けん靱帯じんたい 、脂肪といった体の組織の総称だ。エコーに白く厚い帯状になって映ったファシアは、痛みの原因となっている可能性がある。ここに生理食塩水や低濃度の局所麻酔薬を注射すると、痛みを軽減する効果が期待できるという。神経の周囲に局所麻酔薬を注射する「神経ブロック」と合わせて行うこともある。

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