田代由紀子のアスリートレシピ
健康・ダイエット・エクササイズ
カキとレーズンのキャロットラペ
今週は秋の味覚、カキを使ったお料理をご紹介します。
カキは、風邪がはやり始めるこの季節に取りたいビタミンAとビタミンCを豊富に含んでいます。「カキが赤くなると医者が青くなる」という言葉があるほど古くから風邪の予防に効果があると言われてきました。
美しいオレンジ色はβカロテンという色素成分で、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは、のどや鼻などの粘膜を守り、ウイルスの侵入を防ぐ役割があるので、乾燥しているこの季節には取りたいビタミンの一つです。
また、カキにはビタミンCも含まれており、粘膜の健康を保つ、活性酸素から体を守る、ストレスへの抵抗を高めるなどの働きがあります。
トレーニングなどで体力を消耗しているときは風邪をひきやすくなるので、ビタミンA、Cをたくさん含んだ食材を意識して取るとよいと思います。
今回は、カキと同じくβカロテンが豊富なニンジンのサラダにカキをたっぷり入れた、ビタミンAとCがいっぱいのサラダです。
[作り方]
(1) ニンジンをスライサーで細く切る。(2) カキは5mm幅の棒状に切る。
(3) ボウルにマスタード、塩、ビネガー、クミンシードを入れてよく混ぜ、少しずつオリーブ油を加えながらしっかり混ぜる。
(4) (1)のニンジンの水気を軽く絞り、(2)のカキとともに(3)であえ、レーズンを加える。
(レシピ作成 アスリートフードマイスター 田代由紀子)
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