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メージュ症候群とは?

 3年ほど前に光がまぶしく感じ、目を開けていられなくなりました。眼科でドライアイと診断されましたが治らず、神経内科でメージュ症候群と言われました。投薬で改善してきましたが、一生治らないそうです。どんな病気でしょうか。(52歳女性)

脳に不調 まぶたの開閉難しく

目崎高広 榊原白鳳病院診療顧問(津市)

 メージュ症候群は曖昧な言葉で、誤って使われることも多い病名です。

 質問者の症状は「 眼瞼がんけん けいれん」とみられ、メージュ症候群の中心的な症状です。ジストニアと呼ばれる状態のうち、目を開いているのがつらくなる脳の不調です。

 典型的な眼瞼けいれんでは、肝心な時に目が閉じてしまうため、しばしば人や物にぶつかります。十数%の人はドライアイを合併しますが、通常、ドライアイだけで人にぶつかることはありません。

 ジストニアは、脳内で運動神経を制御するシステムに異常をきたした状態と考えられます。人が目を開く時、まぶたを開く筋肉が働き、同時にまぶたを閉じる筋肉が休むことで、滑らかな動きができますが、眼瞼けいれんでは、これらの調節がうまくいきません。まぶたを閉じる筋肉がうまく休めなくなり、目を開きにくくなります。

 中高年の女性に多い病気です。原因は明らかでないことが多く、脳のMRI(磁気共鳴画像)にも異常はみられません。

 目の周囲以外の筋肉に同様の制御異常がない眼瞼けいれんのみなら、ボツリヌス毒素製剤を目の周りの筋肉に注射すると、約85%の人で改善するとされています。ただ効果は一時的で、繰り返し治療を続ける必要があります。

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