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肩こりのいま(3)筋力低下 首下がり歩けず

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肩こりのいま(3)筋力低下 首下がり歩けず

首下がりで歩けなくなった児玉さん(右)を診察する遠藤さん(東京都新宿区で)

 肩こりから始まり、日常生活に支障が出るほど症状が悪化することもある。

 東京都新宿区の無職児玉健一さん(62)は今年8月、歩行が困難になり、東京医科大学病院(東京都新宿区)に入院した。頭部が前に垂れ下がり、ほとんど動けない。筋肉量が減少するサルコペニアによる「首下がり症」などと診断された。

 児玉さんはスーパーのパート従業員として、荷物の運搬など重労働をこなしていた。2016年11月、肩こりや腰と背中の痛みで整形外科や脳神経内科を受診。異常は見つからず、痛み止めを処方された。

 今年に入って急激に体力がなくなり、症状は悪化。入院直前には、自宅のトイレや台所にも行けない。握力はわずか14キロ・グラム。薬の袋も破けなくなった。

 肩こりは、筋力の低下に伴い、体を支えようと筋肉が緊張することでも起きる。児玉さんは05年にがんで胃を全摘出しているうえ、一人暮らしで偏りがちな食生活から栄養状態も良くなかった。

 「高齢者や栄養状態の悪い人が日常的に姿勢が悪いと、首下がりになってしまうことがあるので注意して」と、同大整形外科講師の遠藤健司さんは説明する。

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