松丸奨の「おとなの給食アレンジレシピ」
健康・ダイエット・エクササイズ
ゴーヤのクルミ白あえ
小学校栄養士の松丸奨です。今日は、ゴーヤをおいしく食べるレシピ、「ゴーヤのクルミ白あえ」のご紹介です。
ゴーヤといえば夏の野菜。なぜ今?と思う方もいらっしゃるかと思います。実は、ゴーヤの生命力はとても強く、秋になった今でも収穫できる家庭菜園がたくさんあるのです。そこで、「松丸先生、ゴーヤがまだあるんだけど、何かいいレシピない?」と保護者や子どもたちからよく聞かれるのです。ということで、おいしいレシピを紹介しましょう。
ゴーヤに含まれるモモデルシンという成分、実は苦みのもとです。ゴーヤの特有成分で、血糖値の調整や、消化吸収を助ける作用があります。ビタミンCなども含まれており、たんぱく質からのコラーゲン生成に役立ちます。
ゴーヤが苦手な人も、このレシピで、ハムと白あえをたっぷりつけて食べてみてください。おいしくて、もう一口とお箸が伸びてしまうこと請け合いです。小鉢にもぴったりですね。ゴーヤの苦みは、白あえで楽しみましょう。
[作り方]
(1) ゴーヤは縦半分に切り、中のわたをスプーンでとる。その後、スライスして、塩もみをしてから、お湯をかけて塩を流す。煎りクルミは包丁でみじん切りにしておく。
(2) ハムは短冊切り、絹豆腐はペーストにしておく。
(3) フライパンを熱し、ゴマ油を引いて、ゴーヤとハムを中火でいためる。
(4) ボウルに(3)の食材と、クルミ、絹豆腐、調味料を入れて混ぜ合わせて完成。
(レシピ作成 栄養士 松丸奨)
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