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40代から備えよう「老後のお金」

コラム

介護の可能性がある期間は男性8.84年、女性12.35年!? 費用の目安は…

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節約には「3000円以上のレシート」チェックがお勧め

 「ただでさえ老後のお金が心配なのに、さらに5万円必要なの!?」と、不安になった方もいらっしゃるかもしれませんね。

 新美さんは「介護費用の節約は、若い頃から意識して健康維持にお金をかけること。普段の生活の中で簡単な運動を取り入れたり、健康診断をきちんと受けましょう。病気が早く見つかれば医療費を安く済ませることが可能ですし、介護費用の節約にもつながります」とアドバイスしてくれました。

 とはいえ、「お金を少しでもためておきたい」という方もいるでしょう。私は、受け取ったレシートの中から3000円以上かかったケース(「食料品」と「日用品のまとめ買い」を除く)をピックアップし、ノートに書き出してみることをお勧めします。

 食費や日用品といった生活コストを3000円節約するのは、思った以上に大変です。けれど、同じ3000円でも、「服や雑貨の衝動買いをしない」とか、「食事作りが面倒だからと外食しない」といったことであれば、簡単にクリアできるんです。

 節約で大切なのは、続けること。「3000円以上の出費のチェック」をすれば、「どこを、節約するのか?」という的が明確になり、意外と楽に続けられます。

介護を受ける人から見て、どんな世の中か?

 月額5万円。具体的な数字を得たことで、あまりにも漠然としていた「介護が必要な自分」が、少しだけ現実味を帯びてきました。

 人生100年時代とは、高齢者として生きる期間が伸びたということ。そうであるなら、期間や程度に大なり小なりの差はあれど、いつかは自分が介護される身となるのは、自然なことなのではないかと。そのときの自分には、世の中がどんなふうに見えているのでしょうか?

 まだ、トップギアで走ることも可能な40代ですが、そんなこともチラリと考え始めてみると、視界に広がりが出てくるかもしれませんよね。(楢戸ひかる マネーライター)

 イラスト:西島秀慎

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楢戸ひかる(ならと・ひかる)

マネーライター、ファイナンシャル・プランナー

 1969年生まれ。大手商社に8年間勤務後、フリーライターに。妊娠を機にファイナンシャル・プランナー資格(現FP技能士)を取得。約20年にわたり、女性向けのマネー記事を執筆してきた。
 ホームページ「主婦er」の運営や、ワークショップ「『小さな暮らし』を始めるための3カ月家計簿」も手がける。家族は、夫と息子3人(高校生と中学生)。

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