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「加熱式たばこ」新喫煙習慣?…高3男子の4%「吸った」

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 たばこの葉を燃やさず煙が出ない「加熱式たばこ」が中高生の間に広がりつつあることが、厚生労働省研究班(代表=尾崎米厚・鳥取大学教授)の調査で分かった。紙巻きたばこの使用が近年大きく減少する一方、加熱式が新たな喫煙習慣につながりかねないと専門家は指摘している。

 研究班は2017年12月~18年2月、無作為に抽出した中学と高校の計184校に調査票を配り、103校の約6万4000人から有効回答を得た。

 調査によると、加熱式たばこを吸った経験があると答えたのは、高校男子2・9%、女子1・4%、中学生1・1%。最も高い高3男子では4%だった。

 香料などの液体を加熱して蒸気を吸う「電子たばこ」の使用経験も、高校男子で4・9%、女子2・1%、中学生で2・1%あった。

 一方、紙巻きたばこを経験した中高生の比率は近年大幅に低下しており、高校男子で08年度25%、12年度15・1%だったのに対し、今回は6・9%だった。

 尾崎教授は「加熱式たばこは葉たばこを原料とするれっきとしたたばこ製品なのに、中高生は健康に害がないと勘違いしている可能性がある。加熱式たばこなどが、中高生の喫煙率の低下に水を差しかねない」と話している。

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