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肩こりのいま(2)重いランドセル 小学生も

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 登下校のとき、いつの間にか前かがみになり、あごが出てしまう。「姿勢が悪いよ」。神奈川県茅ヶ崎市の小学4年生、富塚 香春こはる さん(10)に、母親の美智子さん(36)は口うるさく注意してきた。

 「肩が痛いよ」。香春さんがそう訴えるようになったのは今年4月。「ランドセルを下ろしたときに、痛みが来る。肩をゴンゴンされた感じがする」

 重いランドセルの影響で、肩こりを訴える小学生が増えている。ランドセルメーカー「セイバン」(兵庫県)が3月、全国の小学生と保護者2000組に調査したところ、約3割が通学時に首回りなどに痛みを感じていると答えた。1週間のうち最も重い日の荷物は、ランドセル本体を含め平均約6キロにもなっていた。

 理由として、「脱ゆとり教育」で学ぶ内容が増えていることが挙げられる。業界団体の教科書協会によると、小学校の教科書(2015年度)はページ数が10年前と比べ約34%も増えた。

 香春さんも学年が上がるにつれ教材が増え、ランドセルの中身はどんどん重くなった。教科書を学校に置いて帰る「置き勉」は禁止。水筒や手提げかばんも持たなければならない。

 身長1メートル35、体重26キロという 華奢きゃしゃ な体格の香春さん。「まだ体力もないし、力もない。ランドセルの重さが負担になりやすい」と、美智子さんは話す。

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