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肩こりのいま(1)専門外来で原因を探る

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 「子どもの肩をもむなんて、これじゃ逆だよ」

 埼玉県秩父市で実家の花農家を手伝う土方さやかさん(19)は、両親から苦笑いされる。肩こりには、小学生の頃から悩まされ続けてきた。「何で自分だけなの」。ずっと嫌でたまらなかった。

 晩ご飯を食べ、お風呂に入って一日が終わる頃、決まって我慢できなくなる。「痛い、痛い」。家族に訴えた。その日の疲れがどっと出るためだろうか。日によって右だったり、左だったり。「ひどいときは両肩にすごい石がのっかっているような重たい感じだった」。頭痛がひどくなり、よく眠れないこともあった。

 授業中や自宅で勉強するとき、机に顔を近づけすぎる癖がある。学校の先生からも注意されたが、なかなか直らない。

 母親の美樹さん(54)は娘の肩をさわると、あまりの硬さに驚く。もめば少しはほぐれたが、翌日には元通り。「かわいそうだけど、仕方がないと諦めていた」。しかし、偶然、肩こりの専門外来があることを知った。今年6月、「肩こり外来」がある平沼整形外科クリニック(東京都調布市)を一緒に訪れた。

 土方さんは、レントゲン検査や血液検査を受け、軽度の「脊柱 側彎そくわん 症」と診断された。背骨が正面から見て曲がっているため、右肩が下がり、姿勢の悪さにつながっていた。

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