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五味院長の「スッキリ!体臭で悩まなくなる話」

コラム

若い女性特有の「いい匂い」は10代後半がピーク 維持する方法

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モモやアンズに含まれる成分

若い女性特有の「いい匂い」は10代後半がピーク 維持する方法

 今回は体のニオイに、どのような意味や役割があるのかを、新しい話題を紹介しながら説明します。

 最近、ある製薬会社が、若い女性に特有の「若々しい香り」のニオイ成分を発見しました。それはピーチやココナツのような甘い香り成分で「ラクトン」と呼ばれているものです。確かに私も、嗅覚的な診断を長年してきて、若い女性には特有の芳香があることは感じていました。それが「ラクトンC10」や「ラクトンC11」というニオイ成分だったのです。

 しかし、残念なことにこの「ラクトン」は10代の後半をピークに、年をとるにつれて次第に減少してしまうそうです。加齢に伴って酸化されやすくなるのが原因でしょう。女性がいつまでも「若々しい香り」を保つには、ラクトンを含むモモやアンズなどの果物やヨーグルトなどの乳製品を食べることもお勧めですが、根本的対策には、若いときから体の酸化を抑える努力を続けることが必要です。

匂いを保つ方法は加齢臭予防と同じ

 ラクトンの酸化を防止する方法は、脂っこい食事を控えること、運動不足や睡眠不足にならないことなど、これまで説明してきた 加齢臭の予防法 と全く同じです。加齢臭の元のノネナールの増加を防ぐことは、若々しさの元のラクトンの減少を予防することだったのです。「若さを保つこと」と「加齢を予防すること」は、ニオイの側面からはコインの裏表の関係だったのです。

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五味常明(ごみ・つねあき)

1949年、長野県生まれ。一橋大学商学部、昭和大学医学部卒。昭和大で形成外科、多摩病院で精神科に携わった後、体臭・多汗研究所を設立。現在は、 五味クリニック 院長として、東京と大阪で診療する傍ら、流通経済大スポーツ健康科学部の客員教授も務めている。

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