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高齢者の転倒(4)運動療法で筋力維持

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高齢者の転倒(4)運動療法で筋力維持

自宅のベッドに腰掛けて脚の曲げ伸ばしを行う女性(大阪府箕面市で)

 大阪府箕面市の女性(86)は2015年10月から、吹田市の大阪大学病院老年・高血圧内科で、主治医の杉本研さんから転倒防止トレーニングの指導を受けている。

 自宅でイスに座ってテレビを見ながら、膝や足首の曲げ伸ばしを10回前後、日に何度か行う。軽い運動でも毎日続けることで、筋力を落とさないのが目的だ。

 きっかけはその前年、動脈硬化によって左右の足指に 壊疽えそ を起こしかけたことだ。血液の通り道が狭くなって栄養が行き渡らず、組織が死んでしまう病気だ。

 阪大病院の皮膚科に入院し、薬物治療のおかげで指を切断せずに済んだ。しかし、動脈硬化を含めた全身状態の改善を図る必要があるとして、老年・高血圧内科で持病の高血圧の治療をしながら、運動療法を行うことになった。

 女性は身長1メートル40弱、体重30キロ・グラム台前半と小柄でやせ形。脚の筋力、歩行速度などの検査では、どれも同じ年代の健常な女性の半分程度。筋力が低下し、介護が必要となる一歩手前の状態のサルコペニアだった。

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