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伊藤清世の「あれ?コレ 介護食 plus」

健康・ダイエット

しっとりなめらかがんもどき

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しっとりなめらかがんもどき

 こんにちは、在宅訪問管理栄養士の伊藤清世です。

 今回は、旬のサトイモを使ったがんもどきをご紹介します。

 ふわふわのがんもどきは、軟らかくて食べやすそうなイメージですが、実は食べにくい食材の一つです。かむと口の中でばらけてしまい、一つのまとまり(食塊)になりにくいためです。また、がんもどきはスポンジのように水分を含む性質があるので、煮物にするとたっぷりと煮汁を含みます。一口食べると、あっという間に煮汁が口の中に飛び出します。この水分がむせにつながる場合もあります。

 しかし、つなぎにサトイモを入れることで、ばらけやすさを抑え、さらに揚げても、中がスポンジ状にならないので、食べるときに水分が飛び出すことはありません。  今回は、より食べやすくするために煮汁にとろみをつけています。

 10月21日は十三夜です。このがんもどきを、お月様に見立ててみてはいかがでしょうか。

[作り方]

(1) サトイモは、電子レンジや鍋で加熱し、竹串がすっと入るくらいまで軟らかくする。ニンジンは短めの千切りにして、弱い力でつぶせるくらい軟らかくゆで、ワカメは戻して、粗みじん切りにする。

(2) 豆腐はペーパータオルなどに包み、水切りしておく。

(3) サトイモをなめらかになるまでつぶし、(2)の豆腐と混ぜ、滑らかにする(フードプロセッサーを使用してもよい)。さらに、(1)のニンジン、ワカメも加え、食べやすい大きさに丸めて、団子にする。

(4) (3)に分量外の片栗粉をまぶして、140度くらいの油でゆっくりきつね色になるまで揚げる。

(5) 鍋に(4)と(A)の材料を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にし、クッキングシートなどで落し蓋をして5分程度煮る。団子を取り出して、残った煮汁に(B)の水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

(6) 器に盛った団子に(5)で作ったあんをかけて出来上がり。軟らかくゆでたインゲンやホウレンソウをトッピングすると彩りが増す。

※かむ、飲み込む機能には個人差があります。食べる機能を確認しましょう。

 (レシピ作成 在宅訪問管理栄養士 伊藤清世)

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伊藤清世(いとう きよ)

在宅訪問管理栄養士・介護食アドバイザー
委託給食会社で病院・高齢者施設・保育所等の調理業務、総合病院の管理栄養士を経て、現在は仙台市の「ないとうクリニック複合サービスセンター」で在宅訪問管理栄養士として活動中。また、地域での講演活動を通じ、かむ、のみ込む力が低下した方にも喜ばれる、食べやすくおいしい食事作りを提案している。

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