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高齢者の転倒(1)血圧低すぎ立ちくらみ

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高齢者の転倒(1)血圧低すぎ立ちくらみ

低血圧の注意点について女性に説明する主治医の小田倉弘典さん(仙台市の土橋内科医院で)

 「気が付いたら、頭を縁石にぶつけていた」

 仙台市の女性(70)は7月12日、自家用車の中を掃除するため数分間かがんだ格好を続けた後、立ち上がって頭を上げたところ、突然気を失った。のけぞるように倒れ、後頭部と腰を地面に打ちつけた。

 翌朝になっても、ベッドから起き上がれないほど首の辺りや腰が痛んだ。湿布を貼って我慢していたが、その後も、車に乗り込む時や部屋の中で立ち上がった際などに周囲に頭をぶつけることがあった。

 女性は高血圧の治療のため昨年4月頃から6週間に1度、近くの土橋内科医院に通院し、薬を飲んでいる。次の受診日の8月6日、院長の小田倉弘典さんに、転倒したことや最近の体の不調を訴えた。

 小田倉さんは女性に自宅で朝晩つけてもらっている血圧手帳をチェック。すると110前後で推移していた上の血圧が、倒れた日の朝は92と低く、その後も80台しかない日があった。

 夏は気温が高く、血管が拡張するため血圧が下がりやすい。脱水も血圧低下をもたらす原因となる。

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