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日本中央競馬会(JRA)騎手 三浦皇成さん

一病息災

[日本中央競馬会(JRA)騎手 三浦皇成さん]骨盤骨折(1)落馬 そこへ後続の馬が

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 「すごい衝撃だった。何が起きたか分からなかった」

[日本中央競馬会(JRA)騎手 三浦皇成さん]骨盤骨折(1)落馬 そこへ後続の馬が

 2016年8月14日、札幌競馬場(札幌市)。断然の1番人気に推された第7レースで、大きな落馬事故に見舞われた。

 最後の直線で先頭に立った瞬間、馬が転倒し、ダートコース上に投げ出された。そこに、後ろを走っていた体重約470キロもの馬が時速約60キロの速さで突っ込んできた。

 ボキボキ――。体の中から鈍い音が聞こえた。何とか起き上がろうと四つんばいになったが、下半身に全く力が入らない。痛みよりも、息ができず苦しかった。すぐに担架に乗せられて札幌市内の病院に救急搬送された。「死ぬ、死ぬ」。うめくように言い続けた。

 08年、騎手として華々しいデビューを飾った。その年は91勝を挙げ、武豊騎手が持つ新人年間最多勝利記録(69勝)を更新。11年にはタレントのほしのあきさん(41)と結婚した。

 ただその後は、決して順風満帆ではなかった。年間勝利数は60~70勝台。伸び悩んでいた。

 レースで馬が故障し、落馬することは珍しくない。しかし、デビュー9年目で起きた事故は、医師から「命が助かってよかった」と言われたほどの大けがだった。骨盤が真っ二つに折れていた。待っていたのは、騎手生命さえも脅かすような、1年近くに及ぶ壮絶な日々だった。

  日本中央競馬会(JRA)騎手 三浦 皇成(こうせい) さん(28)

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