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かゆみと向き合う(6)Q&A 弱い電流を脳に 新療法

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かゆみと向き合う(6)Q&A 弱い電流を脳に 新療法

 かゆみの仕組みと治療法について、自然科学研究機構生理学研究所教授の 柿木かきぎ 隆介さんに聞いた。

 ――かゆみはなぜあるのですか。

 「有害な虫などの異物から皮膚を守る生体防御反応ではないかと考えられています。なくてはならない感覚ですが、これが過剰で慢性的なものになると生活に大きな支障が出てきます」

 ――なぜかいてしまうのでしょうか。

 「私たちの研究では、かゆい場所をかくと脳の報酬系と呼ばれる場所が活発に働くことがわかりました。ここは快楽を感じる場所ですから、かゆいところをかくと気持ちがよいのです。確実に異物を取り除くためだと考えられます」

 ――かきつづけると皮膚がぼろぼろになってしまいます。

 「かゆい場所を強くかくと皮膚が傷つき、それによりかゆみを起こす物質が作られ、またかいてしまうという悪循環が起きます。英語でイッチ・スクラッチ・サイクルと呼び、特にアトピー性皮膚炎の患者で多く見られます」

 ――どうすれば良いのですか。

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