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かゆみと向き合う(5)記録つけてコントロール

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かゆみと向き合う(5)記録つけてコントロール

かゆみの記録を一緒に見ながら、「すっかり良くなったね」と良本さん(左)に話す檜垣さん

 アトピー性皮膚炎に悩んでいた東京都江戸川区の会社員、良本友里恵さん(32)は、かゆみとストレスの記録を続けることで症状改善につなげた。

 良本さんは長崎から東京に転居した2013年5月以降、幼少時から抱えるアトピーが悪化した。治療には副腎のホルモンであるステロイドの塗り薬が使われるが、「副作用が強くて怖い」と思い込み、食事療法や漢方治療を続けた。

 しかし、肌のガサガサは治らず、体調を崩すと、顔などにぶつぶつができた。カポジ水痘様発疹と呼ばれる湿疹で、皮膚のバリア機能が弱ったアトピーの患者はかかりやすい。

 昨年5月、新宿区の「若松町こころとひふのクリニック」院長、檜垣祐子さんの診察を受け、面食らった。「皮膚の病気は、ストレスのコントロールで良くなることもあるんですよ」。そんな話を聞かされたのだ。

 「それまでに会った皮膚科医は薬の話しかしなかったから新鮮だった」。良本さんは振り返る。ステロイドへの嫌悪感を打ち明けると、檜垣さんは、薬の特徴を丁寧に説明したうえで「うまく使えば、これ以上アトピーに効く薬はないです」と話してくれた。目からうろこが落ちた。

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