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街で障害のある人と出会ったら~共生社会のマナー

コラム

赤地に白十字のマークを持った人がいる どういう意味?

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ペースメーカー使用者も持っている

ハート・プラスマーク ※出典: NPO法人ハート・プラスの会

 そしてもうひとつ、ハート・プラスマークをご紹介します。NPO法人ハート・プラスの会が推奨しているマークで、内部障害者や内部疾患があることを表します。外部からはわかりにくい身体内部の障害を、周囲に知らせる役割があります。

 内部障害には、「ペースメーカー」という医療機器を胸に埋め込んでいる心臓機能障害や、酸素ボンベの使用が必要なこともある呼吸器機能障害、腎臓機能障害、肝臓機能障害、オストメイトも含まれる膀胱・直腸機能障害、小腸機能障害、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能障害などがあります。疲れやすかったり、トイレに不自由したり、携帯電話の電波やタバコの煙が身体に悪影響を及ぼしたりと、日常生活に困ることがあります。ヘルプマーク同様、交通機関などでマークを持っている人を見かけたら、席を譲る、携帯電話や火気を側で使用しないといった配慮が必要です。

 今回紹介したマークの存在や意味合いが広く周知され、社会には様々な方が共に生活していることへの理解が、人々にプラスされていくと良いですね(冨樫正義 サービス介助士インストラクター)

 このコラムではサービス介助士の学びから高齢な方や障害のある方のお手伝い方法をお伝えする他、認知症や災害時のお手伝い方法など、これからの生活で身につけていただきたいことをご紹介していきます。

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togashi-prof150

冨樫正義(とがし・まさよし)

 1973年、埼玉県生まれ。桜美林大学大学院卒(老年学研究科修士号)。日本サッカー協会 施設委員。法律事務所、不動産関係会社、人事コンサルタント、専門学校講師を経て、現在、サービス介助士、防災介助士、認知症介助士などを認定・運営する団体「公益財団法人日本ケアフィット共育機構」(0120‐0610‐64)のインストラクターとして、年間50社以上の企業対象研修を担当するほか、企業のバリアフリー・ユニバーサルデザインのコンサルティングも行う。

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5件 のコメント

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確か

はやせ

裏面に、障害の詳細や対処法等が書かれていますよね?

裏面に、障害の詳細や対処法等が書かれていますよね?

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正しい知識を

M

私自身が内部障害有の下肢身体障害者です。見た目に杖を付いているのでヘルプマークをあえて持つことはしていませんが、杖を付いてもたもた不自由な行動し...

私自身が内部障害有の下肢身体障害者です。見た目に杖を付いているのでヘルプマークをあえて持つことはしていませんが、杖を付いてもたもた不自由な行動しているからといって、道行く誰かに助けて貰えることは特にありません。気付かれず杖を蹴飛ばされて転びそうになることなんて日常茶飯事です。ですから、鞄に付けた小さなヘルプマークに気付ける人がどれだけいるだろうか、と思わないでもありません。
手を借りなければならない状態の人に対して、態度が大きいだの障害者様かよ妊婦様かよというような誹謗中傷を目にする機会も多く、ヘルプマークに対しても、精神的に参っているタイプの方々は身体に困りごとがあるようには見えませんから、甘えるなとか厄介な目印だから近付くなマークだよなという意見すら見聞きしました。悲しい偏見だと思います。
様々な意見があって当然ではありますが、それぞれの立場で気持ちよく生活をしていくために、せっかくヘルプマークを作ったのであれば、正しい知識を持つためにもこういった啓蒙活動が増えることを期待しています。

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もし困っていたらで良い

すもも

ヘルプマークで詳細に疾病や障害を明かす必要はなく、電車の中や災害時に困っていたら声かけで良いのでは無いでしょうか? 白い杖を持った方もご自身で歩...

ヘルプマークで詳細に疾病や障害を明かす必要はなく、電車の中や災害時に困っていたら声かけで良いのでは無いでしょうか?
白い杖を持った方もご自身で歩くことはできますが、路駐自転車や道で困っていたらさりげなくお声掛けするのがマナーと考えています。
マークがなくては優先席に座っていてお年寄りから詰め寄られた方もいらっしゃいます。
電車の中で床に座り込んでしまっている方を見かけたらさりげなく席を譲ってください。困っている、辛そうというなかたにはお声かけするのが普通な世の中になれば幸いですね。

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