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第24回口腔保健シンポジウム

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[第24回口腔保健シンポジウム](5)3つの唾液腺 押して分泌促す

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実践講座…サンスター財団・歯科衛生士  金子真希さん

 お口の健康を保つには、自分で行うセルフケアと歯科医などによるプロフェッショナルケアを組み合わせることが大切です。かかりつけの歯科医を持つようにしましょう。

[第24回口腔保健シンポジウム](5)3つの唾液腺 押して分泌促す

 歯ブラシは、鉛筆持ちだと力を調整できて細かい操作がしやすくなります。毛先が広がらない程度の力で歯に当て、小刻みに1本ずつ磨きます。歯ブラシは歯の面に対して直角に、歯と歯肉の間には斜めに当てましょう。前歯の裏側は縦にして当てるとよいでしょう。

 歯と歯の間が狭い部分は、デンタルフロス(糸式の器具)を使います。歯と歯の間にすき間がある部分には、歯間ブラシを。前歯にはI字形、奥歯にはL字形が使いやすいです。

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 唾液は、消化を助け、虫歯や歯周病を防ぐなどの役割があります。唾液腺(耳下腺、 顎下がっか 腺、舌下腺)を刺激して出やすくします。耳下腺は、両手の人さし指から小指を両耳の前に当て、円を描くように後ろから前にゆっくりと回します。顎下腺は下顎の内側のやわらかい部分を押していきます。親指で耳の下からあごの先まで5か所程度を押します。舌下腺はあごの真下から舌を突き上げるように押してみましょう。

 【参考になるウェブサイト】

◇日本歯科医師会 テーマパーク8020
https://www.jda.or.jp/park/

◇サンスター Mouth&Body PLAZA
http://www.mouth-body.com/

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