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わたしの医見

医療・健康・介護のコラム

がん「長生きのせい」

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東京都 主婦 53

 82歳の母が乳がんと診断された。老人健診で肺に影が見つかり、基幹病院の腫瘍内科を受診し、肺に小さな腫瘍が多発していることがわかった。原因を探るため、乳腺外科受診を勧められた。数時間待った診察室で「乳がんだね」「82歳でしょ。長生きするから、がんになる」と言われた。言葉を失った。同じことを自分の両親に言えますか。数日後、母は心労からか過呼吸になり救急搬送された。

 家族で相談して転院。母は今、「不安なことは何でも言ってください」という医師のもと、前向きに闘病している。

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1件 のコメント

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事実と認知と心情を切り分けて考える重要性

寺田次郎 六甲学院放射線科不名誉享受

癌は細胞増殖のエラーが原因と言われているので、癌は長生きのせいなのは確かです。 しかし、TPOをわきまえた言葉ではないでしょう。 もっとも、日本...

癌は細胞増殖のエラーが原因と言われているので、癌は長生きのせいなのは確かです。
しかし、TPOをわきまえた言葉ではないでしょう。

もっとも、日本が言霊信仰のせいでいわゆるネガティブな情報から目を逸らしがちな文化になっていることも一因ではないかとも思います。
高齢者の一部が癌や脳卒中、心血管イベントなどの病変やその前兆レベルの病変を抱えているのはごく普通の事です。
それが「突然」発見されて、「突然」告知されるから驚くのです。
一部の高齢者やご家族の抱いている「わたしだけはずっと健康なはずだ」信仰はかなり危険です。(その裏返しの、「私だけ不幸、私はいつもどこか不健康な気がする」信仰も危険です。)

全ては客観的事実だけでなく認知や心理が影響を与えています。
だからこそ、知る権利の裏側には知らないでもいい権利もあるべきだとは思いますが、本文の中に出てこない文脈のストーリーもあり得たことは認識しておくべきですし、より良い医療システムに向かえばと思います。

確かに早期発見早期治療が必ずしもいい結果になるとは限らないのも事実ですが、早期発見が考えたり悩んだり時間や心と人生の整理をする時間を与えてくれるのは確かです。
また本文で医師を変えられたように自分と相性の良い医師を探す時間と余裕も与えられます。

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